2014年10月6日月曜日

中国チキンの恐怖

「床に落ちた肉を拾うのはそもそも工場のルールなんです。

容器がいっぱいになったら肉を回収し、『菌敵』という細菌殺菌薬を200倍に薄めた溶液で洗浄する。

仕上げに度数70%のアルコールでさらに消毒し、再利用するんです」

そう語るのは「上海福喜食品」の現役従業員だ。



外食チェーン向けの食肉加工品を製造する上海福喜食品は、米食肉大手「OSIグループ」の子会社。

中国国内のマクドナルド、ピザハット、バーガーキング、ケンタッキーフライドチキンなど11社に製品を納入していた。

日本で同社から製品を輸入していたのは2社。



日本マクドナルドの「チキンマックナゲット」と、ファミリーマートの「ガーリックナゲット」、「ポップコーンチキン」の一部が同社の製品だった。




冒頭に紹介した上海福喜食品従業員の話に戻ろう。

彼は10年以上この会社に勤務し、食肉加工現場の実態を目撃していた。

4,5年前から急に工場の様子がおかしくなった。

昔はさすが米国系企業という感じで、肉の加工に使う片栗粉や調味料は輸入品だったのに、質の悪い国産に格下げになり、さらには肉に混ぜる片栗粉の量を増やすようになった。




2010年に上海万博が開催された時には、海外や国内から多くの人が上海を訪れ、ファストフード向けの鶏肉が足りなくなりました。

すると、どこからか、ものすごい異臭を放つ20トンくらいの腐った手羽先の山が工場に運び込まれてきました。

その手羽先に業務用スプレーで菌敵の溶液を吹き付けて消毒してから、利用しました」

「菌敵」の主成分は塩酸ドキシサイクリン

人にも動物にも使われる抗生物質だが、類似成分で催奇形性に関する報告があるため、妊娠期には経口摂取はもちろん、動物への投与作業をするのにさえ注意が必要だ。


日本マクドナルドが上海福喜食品と取引を始めたのは2002年。


2000年に雪印乳業が杜撰な製造管理で食中毒事件を起こしましたが、雪印はHACCPを早期に取得した企業でした。




まず、マクドナルドとファミマは潰すべきだな
それでも生き残れるっていう前例は消すべき
そんな甘いことを許してるから、食品偽装という詐欺やらなにやら枚挙にいとまがない


平成24年度の輸入食品監視統計によれば、食品の輸入時における届出件数約218万件に対し検査件数は約22万件。

検査率は約1割で、残り9割は検査されていないのです」

我が身を守るためには、中国産を避けた方がいいことは間違いない。